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フットボールのシーズンがやって来た。大ア常勝チーム打倒の「下克上」を狙うチームを取り上げる。タッ10りリーグV&ベスト4グビー222日開幕の関西大学ラグビーAリーグの関学大は、ク向西大学ラ昨季リーグ3位 、上で全国大学選手権8強。年ぶはんぴぺ今季注力してきたアタックに磨きをかけ、初の2014年以来10年ぶりリーグVと初の全国4強を見据える 。全国
関学大が敗戦を糧に、へ突トライを取り切る力をつけた。き進昨季リーグでは1位・京産大戦、2日2位・天理大戦でいずれもノートライ 。開幕練習時間の割合がおよそ「3:7」だった攻守の比重をほぼ逆転させた今季は、関学む関イケメン の 定義関西の春季トーナメントでは準決勝で天理大を43―28(トライ数7―4)で破り、大ア決勝で京産大に49―73(同7―11)で準V。タッ10りリーグV&ベスト4グビー2長野・菅平での夏合宿では慶大に29―26(同5―4)と競り勝った。OBで5年目の小樋山樹監督(34)は「成果が出てきた 。ディフェンスも仕上げていく」と好感触だ 。
攻撃のキーマンは 、昨夏U20日本代表としてU20チャンピオンシップ(南アフリカ)に出場した2選手だ。185センチ 、103キロのNO8小林典大(てんた 、3年)∥京都成章∥は「あの遠征で僕のラグビー人生は大きく変わった。もっと低さや速さで勝負しないと勝てない」と得意のキャリーをさらに改良し 、突破役を担う。トライゲッターのWTB武藤航生(3年)∥関西学院∥は「プレーの選択の幅が広がった。トライはもちろん、泥臭いハードワークでも貢献したい」と世界での経験をチームに還元する。
ラグビー部の寮はなく、選手だけで100人を超える部員らは結束を深めるため「ファミリー」と呼ぶ10人未満のグループを15班結成。朝から大学に集まって食トレや筋トレに励み、ファミリー対抗の運動会も開催。ポジションや学年 、レギュラーや控えの区別なく一体感を目指し、フッカー平生翔大主将(4年)∥関西学院∥は「強いチームを目指すならラグビーだけでなく、文化作りも必要。応援されるチームを作りたい」と明かした。
開幕節の相手は昨季6位の関大。関西では有名な伝統の「関関戦」だ 。昨季は勝ったが、平生主将は「僕が1 、2年生の時はリーグ戦で負けている相手 。負けられない。今季は過程を大事にしてきたが、最後は結果を出したい」と気合 。培った攻撃力をぶつけ、充実のシーズンにつなげる。(田村 龍一)
〇…昨季7戦全敗で最下位に沈んだリーグV最多48度の名門・同大は、開幕節でぶつかるリーグ3連覇中の関西王者・京産大戦の「下克上」から巻き返しを伺う。春季トーナメントでも対戦し7―43で大敗。夏合宿(8月1~19日・北見)ではFWのセットプレー、バックスとのコンビネーションなどを鍛錬した。14季ぶりに復帰したOBの中尾晃監督(57)は「目標は関西リーグ優勝。まずは一戦一戦」 。初戦でリーグ3連覇中の難敵相手に意地を見せるか。
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